満席:『高所で働くことを考える』瀬戸内サーカスファクトリー代表・田中未知子によるトークセッション
1月28日(日)
|本屋ルヌガンガ
70年代フランスで生まれた、舞台芸術としての「現代サーカス」のプロデュースや人材育成を行う、瀬戸内サーカスファクトリー代表の田中です。 国をあげてサーカス教育に取り組んできたフランスでは当たり前の、サーカスの安全に関する知識や「リガー」という技術職が、日本ではまだ足りてません。 新しい華やかなサーカスの世界が日本で発展する中、アーティストたちが安全に美しい舞台をつくりあげるため、リガーに近い職業である「鳶職」「ツリークライマー」として地元香川で活躍するお二人と、フランスを代表するサーカスアーティストのお二人を迎え、高所で働く事の安全基準や日本で取り組むべき事を熱く語り合りあいます。
日時・場所
2018年1月28日 19:30 – 21:00
本屋ルヌガンガ, 日本、〒760-0050 香川県高松市亀井町11−13
イベントについて
料金: 1,500円(ワンドリンク込)
登壇:小西和幸(小西企画※鳶の立場から)、松野陽平(ツリークライマー)、ギヨーム・ベルトラン(フランス・カンパニー13em Quai創立者)、ブノワ・べルヴィル(フランス・空中ブランコ集団シルク・ヴォストリーダー)
モデレーター兼通訳:田中未知子(瀬戸内サーカスファクトリー)
企画者プロフィール
田中未知子(たなか・みちこ)
アーティスティック・ディレクター/瀬戸内サーカスファクトリー代表
北海道出身。新聞社事業局時代の2004年、フランス現代サーカスの招聘に携わり、サーカスアーティストと出逢い、「身体いっぽんで生き抜く」その生き方に衝撃を受ける。自分もサーカスの人のように自分の力で生きたいと願い、プロデュースの専門家になるために退職、渡仏。2009年に日本初の現代サーカス専門書「サーカスに逢いたい」を執筆し出版。その後、新潟の越後妻有大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭2010のパフォーミングアーツ担当をつとめる。初めて訪れた瀬戸内の島々で、伝統芸能や祭事が今もさかんに行われているさまに感動し、移住を決める。2011年に香川県で独立して瀬戸内サーカスファクトリーの活動を始め、2014年一般社団法人化。香川を拠点に全国で作品を創作・発表し、人材育成にも取り組む。瀬戸内サーカスファクトリーは2017年、アジア初となる「シルコストラーダ」(EU認定の国際ネットワーク)正規メンバーに承認される。また本年、香川ビジネスパブリックコンペ・グランプリ受賞。田中は日本におけるサーカス・大道芸の専門家として、2014年より、東京都ヘブンアーティスト審査員を委嘱されている。