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7月12日(日)

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本屋ルヌガンガ

蝕のイメージ、創発のコロナ、グルーヴのアフリカ

【批評家・上野俊哉 × 映像人類学者・川瀬慈トークショー】 「啓蒙」(光をあてること)で説明し、わかった気になるのはもうたくさん。それよりも影ができること、光に触がさすことではじめて輝く焔(コロナ)の面影をたどろう。そのとき思考のひそかな発条になるのは、日常と非日常をつらぬくグルーヴ、あかしえぬリフレインかもしれない。ほのかにアフリカを幻視しつつ、危機を語るのではなく、転機を生きる身ぶりをさぐる精神とエコロジーが交差する。 参加費:2,000円(+ワンドリンク500円)

蝕のイメージ、創発のコロナ、グルーヴのアフリカ
蝕のイメージ、創発のコロナ、グルーヴのアフリカ

日時・場所

2020年7月12日 19:30 – 21:00

本屋ルヌガンガ, 日本、〒760-0050 香川県高松市亀井町11−13

イベントについて

登壇者プロフィール

上野俊哉 a.k.a Toshiya the tribal

和光大学教授、社会思想史、メディア論、文化研究など。アムステルダム、モントリオール、横浜などで学び逸れながら生きている。20年ほど、アンダーグラウンドなテクノの現場に身を運んでいる。知的な刺激の全くない日本の大学で自堕落な惰性、教えの規律(しつけ)から脱出しようともがいている。著作や翻訳はその結果=帰結である。近年はガタリをOOOやSRとの関連で読んでいる。ラリュエル、井筒俊彦などとガタリの並行的な読解から「ひきこもりの存在論」を構想中。著作に『四つのエコロジー』、『思想の不良たち』、『荒野のおおかみ』ほか多数。

川瀬慈 かわせ・いつし

国立民族学博物館准教授。エチオピアの楽師、吟遊詩人の人類学研究、民族誌映画制作に取り組む。近年は国際ジャーナルTRAJECTORIAの編集、Anthro-film Laboratoryの運営を通して、人文学における新たな知の創造と話法の新地平を開拓する。主な著作に『ストリートの精霊たち』(世界思想社、2018年、第6回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞)、『あふりこーフィクションの重奏/遍在するアフリカ』(編著、新曜社、2019年)。代表的な映像作品に『僕らの時代は』『精霊の馬』『Room 11, Ethiopia Hotel』(イタリア・サルデーニャ国際民族誌映画祭にて「最も革新的な映画賞」受賞)

www.itsushikawase.com/anthro-film_lab/

www.itsushikawase.com/japanese/

新型コロナウイルス感染の現在の状況を踏まえ、感染予防と流行拡大防止のため以下の対策を実施いたします。

・通常より少ない定員での実施となります。

・発熱症状(目安として37.5度以上)など体調がすぐれない方の参加はお控え願います。 ・手指用の消毒液を入口に設置しております。 ・マスク着用の奨励、希望者へのマスクの配布をしております。 ・咳エチケットと頻繁な手洗いを推奨いたします。

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